EFI-Techno × LOG

エンジンオーバーホール作業、コンプリートエンジン製作工程、ハーネス製作、ECUセッティング、ダイノジェット製シャーシダイナモを使用してのパワーチェックなど日々の作業内容をご紹介していくブログです。

L880K コペン LINK G4+ ECU取り付け作業 linkプラグインハーネス制作

 

LINK ECU取り付けでお預かり中のダイハツコペンECU側配線再作を行いました。

f:id:efi_technologic:20190316205601p:plain



必要な長さに切りだした電線に端子を圧着してコネクターに組み付けていきます。

 

f:id:efi_technologic:20190316211524p:plain

電材は配線ブログでおなじみのMIL電線を中心に構築です。いつもと違う点はECUネクターに使うブーツをビニル製の物にしてコストダウンしています。

 

f:id:efi_technologic:20190316205241p:plain



密封しないのでECU配線を後から触る場合も簡単ですし、お安くしあがります。見た目は25ブーツの方がカッコいいですが……

今回は都合上一度全て巻いてから解して作業をしています。下の画像は巻き上がったハーネスです。

f:id:efi_technologic:20190316210730p:plain



30本そこそこありますが外形7.5mm程で仕上がりました。良い感じです。

f:id:efi_technologic:20190316210908p:plain



必要な長さを確保してから解いて、カプラー類の装着を行います。

f:id:efi_technologic:20190316211625p:plain



資料を何度も確認して間違えないように組み付けます。テスターでの確認も欠かせません。

今回は純正ハーネスに割り込ませる形での制作です。元々ついていたV-PROハーネスを加工する方法もありましたが、HKSはハーネスの作り方に信頼性がイマイチないので、コスト重視じゃない限りは純正配線を加工してワンタッチハーネスにするのが安心です。今回は車体側カプラーが4個なので4タッチハーネス?かもしれません……

 

f:id:efi_technologic:20190316211825p:plain



25ブーツは配線移行部の一つだけとシンプルな構築ですが、ECUをシェイクしてもエンジンがハンチングする様な事はありません。

 

ECU側完成です。

この後室内側を仮配線して始動準備にかかります。