EFI-Techno × LOG

エンジンオーバーホール作業、コンプリートエンジン製作工程、ハーネス製作、ECUセッティング、ダイノジェット製シャーシダイナモを使用してのパワーチェックなど日々の作業内容をご紹介していくブログです。

R34 スカイライン エンジンハーネス作成 RB25ハーネス改26用

ひさしぶりのブログ更新。今回は配線作業をご紹介です。

ドナーはv-pro仕様の34スカイライン。RB25からRB26に変更してあるお車です。

作りたてのお車ですが色々不安要素があるとの事でECU変更含め点検しながらの作業を進めます。

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幸いな事にエンジンはとりあえず動くので信号系を確認後ハーネスの加工に入ります。

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当初LINKプラグインで作業を進める事を考えていたのですが、チャンネルが足りなくなりそうなので汎用モデルを純正配線加工で取り付ける事にしました。

 

載せ替えの際にRB25ハーネスを加工していると聞いていたのですが怪しい箇所が複数確認出来たので結局車体からハーネスを外し、バラシていきます。

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ビニテを外していくと怪しい部分がさらに沢山出てきました。

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ハンダで配線を繋いだ後に薄い収縮チューブで絶縁してあります。この手の方法で配線を処理するとほぼ間違いなく不調トラブルの原因になるので注意が必要です。

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カプラー類もハンダで繋いでありました。。。100歩譲ってハンダで繋ぐにしても処理が最悪です。収縮後柔らかいチューブは接合箇所を振動から守る事ができません。接続部を何度か曲げ伸ばしすると折れてしまいます。これならばビニテをぐるぐる巻きにした方が良いです。

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ハンダ部分を切り取り、スプライスとレイケムSCLで処理していきます。

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状態の良いハウジングは再利用するとして端子類は新品を使います。普段使わない形状の端子も数種類混じっていたのでガラクタ入れ?から発掘します。。。

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一部MIL電線を使いましたがベースが純正ビニール線の為ナイロンメッシュの外装でフィニッシュとなりました。

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次回はLINKハーネスの制作風景を掲載予定です。