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エンジンオーバーホール作業、コンプリートエンジン製作工程、ハーネス製作、ECUセッティング、ダイノジェット製シャーシダイナモを使用してのパワーチェックなど日々の作業内容をご紹介していくブログです。

【K型エンジン】バルブガイドの測定_EFI テクノロジック

 

K型エンジンオーバーホール、一度目の洗浄後測定を開始です。

バルブガイド測定アップ

 

ピストンやメタル類の交換に目を奪われがちですが、殆どの場合EXバルブガイドも交換が必要です。

 

整備書に習ってガイド内径、バルブステム計からオイルクリアランスの確認もしますが、バルブガイドは中心から両端に向けてテーパー状にすり減る為ピークだけを見たクリアランスには余り意味がありません。

 

分解時触った感触で大体解るので、計測は数値として残す為の意味合いが強くなります。

軽くバルブリフトさせた状態でダイヤルゲージを当てガタを見ます。

バルブガイドのガタを見る


結果はガタガタ、交換が必要となりました。


10万キロ走行のヘッドでの結果ですが、新品ヘッドでも基準値ギリギリの物もあるので、走行距離が少ないエンジンでも交換が必要となる場合があります。

 

バルブガイド測定画像まとめ

 

以上、EFIテクノロジックでした。