【RB26】エンジンオーバーホール(ピットでの業務)_EFI テクノロジック
こんにちは。EFIテクノロジックです。
今日の富山はポカポカ暖かく車弄りにはもってこいの日ですね。
自分は花粉症と戦いながらの作業ですが……
天気が良いのに計測ばかりじゃ勿体無いとリフターボアを測ったあとピットに移動してリューターを握る事にしました。
さすがのRB26も純正組み付けは荒々しく行われてた様で修正箇所が多くあります。
カムジャーナルのバリなどは直接カムに当たるわけではないですが、見ていると気になるのでペーパーやゴム砥石を軽く当てます。
ヘッドの水穴もバリを落とします。
ヘッドガスケットがブロックとの間に入る為殆どの場合、ガスケット穴が水の流れを決めていますし、水穴全周がブロックと繋がるわけではないので、すごく意味の無い作業にも見えますが、冷却水が側面に沿って流れる事を考えると少しは効果があると思っています。
インテーク回りにウォータージャケットなんて要らない!と書いてある本を読んだ事がありますが、それに習いエキゾースト側の水穴を重点的にインテークはそれなりに……インマニが付く水出口はバリ、ズレが多いです。
構造上エキゾースト側に流れる冷却水の方が多くエキゾーストからインテーク側に水が流れるので熱い水をインテーク回りに留め吸気温を上げない為にも修正は効果的かと。
水出口奥のジャケット壁に穴を開ける加工も有り、高出力なエンジンやサーキット走行にはそれなりの効果があるようです。
以上、EFIテクノロジックでした。