【RB26】ピストンとブロックの計測_EFI テクノロジック
RB26エンジン作業の続きです。
今回のエンジンはニスモ2.8クランク、ニスモコンロッド、86Φ鍛造ピストンを使い、
新品のブロックに組み込みます。
ピストン裏はメーカが測定したピストン径が1000分台まで彫られていますが、
そのまま使う事はせずもう一度計測します。
エンジン部品のクリアランスの殆どは外形と内径の差なので、
両方の部品を同一環境で測定しなければ正解な数字は見えません。
当社はエアコンで室温管理はしていますが、
それでも朝ピストンを計り、夜ブロックを計るといった事は行いません。
組み合わせて使う部品は出来るだけ同じ環境での計測が好ましいので
ピストンを計りながらブロックも計ります。
メタル類も同様に作業を行います。
タイムラグ0で作業出来れば最良なのですが、体が1つしかない為不可能なのが悩みです。
以上、EFIテクノロジックでした。