EFI-Techno × LOG

エンジンオーバーホール作業、コンプリートエンジン製作工程、ハーネス製作、ECUセッティング、ダイノジェット製シャーシダイナモを使用してのパワーチェックなど日々の作業内容をご紹介していくブログです。

RB26DETT Vカム仕様 linkg4セッティング

ECU交換他色々でお預かり中のスカイライン、各部手直しを行いようやくdynoセッティングが行えました。

 

f:id:efi_technologic:20190623190615p:plain

今回はLINKG4+のXTREMEを使用です。

エンジン、Vカム、ブーストコントロール、その他もろもろをLINKで動かす事でセッティング時間の短縮やハード面での簡素化が可能です。

f:id:efi_technologic:20190623190931p:plain

可変リフト無のVVTIなので正確に動かすまでに手間はかかりますが、動いてしまえばある程度入る数字は決まっているので暫定で進角させて後で手直ししていく形になります。

 

 

f:id:efi_technologic:20190623191402p:plain

DYNOJETとLINKがリンク出来ればもっと楽なのですが。。それぞれログデータを取りグラフに重ねて落としどころを探します。

今回のRB26は2.8LのVカム仕様で補器類含め結構余裕がある感じではあったのですが、燃料系がニスモポンプシングルなのでDYNOJETで450~500弱馬力程度が目標値になります。

f:id:efi_technologic:20190623191807p:plain

イニシャルブーストから初めて、ロー1k、ハイ1.2kに決まりました。1.2以上も試してみましたが、温度補正等もろもろを考えると燃料がギリギリになってしまうので若干の余裕を持たせる形です。

3000回転付近でトルクが40に近い数字なので可変の強みを感じます。

ç»åã«å«ã¾ãã¦ããå¯è½æ§ããããã®:ç»é¢

 ロー420馬力、ハイ480馬力で終了です。ブースト1.4kで520馬力なので燃料系の見直しで550~580程までは伸びしろが有りそうな雰囲気です。